足場の空中越境とは?狭い敷地での配慮と事前の挨拶が重要

足場の意味

都心部などの建築現場でよく起こりがちな問題といえば
「空中越境」ではないでしょうか。
本来は進んでやりたいものではないのですが、なにかしらの事情によって
仕方なく足場を空中越境させて作ることがあります。
そもそも空中越境とはどういうものなのか、どんなケースが該当するのか
後からトラブルにならないためにも押さえておきましょう。

足場の空中越境とは

足場の空中越境とは、建物に沿うような形で敷地の
ギリギリに足場を立てて行う方法になります。
頭が当たらないように意識しながら
空中にせり出すような形で足場を組んでいきます。
通常の足場に比べると、かなり限られた範囲で行う作業になります。
ただ都心部など隣のマンションや建物との境が
狭いケースも珍しくありません。

例えば敷地に30cm以下の余裕しかない場合は、すべてを敷地内に収めるのは
難しいと考えるほうが自然です。
この場合、横並びになってなんとか進める距離になります。
足場を立てられたとしても足場板を敷地のなかに収めることが難しく
お隣さんに影響してしまいます。敷地に30cm以上の範囲がある場合は
敷地内で足場を作ることもできます。判断するのが難しい場合は
最初のお見積りなどでどのような対応になるのか、確認しておくと安心です。
作業を安全に行うためにも、しっかりと向き合ってくれる業者を選びます。

空中越境の場合は事前に許可を取る

一般的には施工を行う前に許可を取ります。
お隣さん同士が挨拶をするもしくは、依頼する業者に任せて
挨拶することもあります。
もし作業中に万が一のことがあったときにも安心できますし
騒音などのクレームも起こりにくくなります。
また、ご近所さん付き合いのない相手の場合
許可を摂るのも難しいなどの理由であえて挨拶を控えるケースもあります。
ただ、この方法はおすすめしません。

許可を取らずに工事をしてしまうとトラブルが発展し
裁判になることもあります。
その人によっても事情がありますので、空中越境にて
作業をするのは珍しいことではありません。
お隣さんとの関係性が良好な場合は、敷地の許可をとったうえで
空中をつかわせてもらうこともあります。
借りる許可をいただけたときも、塗料はもちろん、
ゴミなどで散らかってしまうことのないように十分に注意します。
せっかく気持ち良く空中越境を借りられても、
返すときに失礼では、意味がありませんよね。

空中越境はどんな施工内容なのかによって変わる

足場

空中越境などで作業を行う場合、外壁塗装などのメンテナンスも多く見かけます。
足場があるままだと作業ができなくなることもあるため
組み立てたものを取り壊すなどして調整しながら
作業を進めていきます。

一般的には足場をかけるのに必要な敷地や距離は60cm程度になります。
ただ、どんな工事をするのかによってもこの距離は違いますし
一概に言えることではありません。
屋根などの作業では高い位置の足場が必要になりますし
大工さんの場合は支えながら作業を行うことも多く
足場はできるだけ近いほうが、作業がしやすいとも言われています。
どんな作業を行うのかによっても足場のベストな位置は違います。
この辺りも相談しつつ、空中越境にするべきかどうかを決めたほうがいいと思います。

まとめ

足場の空中越境は必要に応じて行うものです。
敷地内ではどうしても作業ができないときに
事前にご挨拶をしておくことで、余計なトラブルを防ぐことにもなります。
足場の種類は作業内容によっても違いますので
敷地内の範囲でできるかどうかも確認しておきたいものですね。
許可をとったうえで安全に工事を進められるように
スケジュールを立て計画的に行うようにしてくださいね。

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